依存症とは

生きていくために

人間は何よりもまず、生き物としての健康に気を配らなくてはなりません。
十分な休養・運動・栄養のある食べ物がなければ、身体は成り立ちません。
生きていくには、まずは身体の健康が大切です。

次に、精神的な健康に気を配らなくてはなりません。
感情的に不具合があり、イライラしていたり、緊張していたり、素直に気持ちを表現できなかったり
恨みや恐れを心に抱いてれば、状況を適切に判断する目をくもらせてしまいます。
何か支障があれば、今までとは違う考え方、解決法を学んだ方が良いでしょう。

そして生きていくには、経済的・社会的な安定が必要です。
適切にお金を使い、自活できる状況やそのための必要な手助けを受けること。
心地よい関係がないと安定した居場所を保つことはできません。

他にも、生きていくために欠かすことのできない要素として
責任・社会的活動・存在意義・くつろぎなどが挙げられます。
これら全てが私たちが生きていくのに必要なものとなります。

依存症とは

依存症とは人間は一人では生きていけず、何か他のものや人に依存しながら生きています。
食べ物や余暇・娯楽、他者の存在や、役割を担うことなど。
これらのバランスを崩し、生活がどうにもならなくなってしまうことが依存症です。

回復に向けて

この生き方の中のバランスの悪い部分を修正し、
社会関係の中で心がけることが必要です。
一方、これまで身につけてきた自分の資産や価値に気付き、伸ばしていくことも重要です。

これらを大切に、新しい生き方を自分で考え、
自分の人生をより良いものにするにはどうすれば良いのか。
まずは誰かの力を借りながら、自分の人生の良い方向へ意識を向け、
行動していくことを目指します。

ほどほどの食事量は摂取しなければなりません。
適度な運動や娯楽・人との交流は心身の健康に必要です。
やるべき事をやり遂げることで、特別な恩恵を感じることもできます。
反面、どれも過不足が過ぎれば身体や心に支障が出てきます。

必要な事を必要な分だけ行い、したいことと健康的に組み合わせることができれば
以前より幸せを感じられる瞬間が増えていきます。

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